これまで、現行Gクラスをベースに発売された特別仕様車を整理しました。(G400d manufaktur Editionも実質的に販売されているのですが、公式リリースが出ていないため、以下には記載しておりません)
- Mercedes-AMG G63 Edition 1 発売:2018年6月(現行Gクラス発売と同時期)
- Mercedes-AMG G63 Edition Matt Black 発売:2019年4月
- Mercedes-AMG G63 STRONGER THAN TIME Edition 発売:2020年3月
- Mercedes-AMG G63 manufaktur Edition 発売:2020年7月
- G350d manufaktur Edition 発売:2020年7月
「Mercedes-AMG G63 Edition 1」は、現行Gクラスの発売時期が6月でしたので、それに合わせた発売であると考えられます。それ以外の過去の2種類の限定車「Mercedes-AMG G63 Edition Matt Black」「Mercedes-AMG G63 STRONGER THAN TIME Edition」は3月、4月に発売になっています。
「Mercedes-AMG G63 manufaktur Edition」と「G350d manufaktur Edition」は、manufakturプログラムとの同様の時期のアナウンスだと記憶していますので、プログラム発表のタイミングに引っ張られた可能性は否めません。
そのような現行Gクラスの限定車発売スケジュールの前例に則れば、そろそろ日本でも現行Gクラスの限定車がアナウンスされるのではないかと予想できます。
先に米国ではG550の限定車「Edition 550」がアナウンスされましたし、欧州でも限定車が発表されるとの噂も流れています。日本でも同様にアナウンスされるのでしょうか?
<更新:2022年3月23日>日本でも「メルセデスAMG G 63 PALACE Edition」が発表されました。
ヨーロッパでは別の限定車「Mercedes-AMG G63 Edition 55」が発表になっていますが、日本でも発売されるかどうかは不明です。(出て欲しいのですが…)
ただし、購入待ちの列が長い状態が続いています。ディーゼルモデルでは3年待ちとの情報もあります。限定車はV8モデルをベースにする事が多いので、ユーザー視点で言えばディーゼルモデルでも限定車を出していただき、現在の販売停滞の状況改善を望みたいものです。
なぜ、世界的に3、4月に限定車をリリースするのかは不明です。日本のモデルイヤー切り替え時期ではありませんし、販売の停滞期ではありません。アメリカの新しいモデルイヤーと新価格の発表も冬に行われると記憶しておりますので、今の所「なぜ3、4月に限定車をリリースするのか」に対する明確な回答は得られていません。引き続き調べます。
過去の現行Gクラス限定車まとめ
過去の限定車を以下のページでまとめています。
【ご参考】AMGとは
なお、AMGとは、正式には「メルセデスAMG(Mercedes-AMG 、メルセデス・エーエムジー)」となります。は、ドイツの自動車メーカーであるダイムラー社(メルセデスベンツ社)が展開するスポーツ・レース系のブランドです。1967年、レース用自動車エンジンの設計会社として創業しました。創立者のハンス・ヴェルナー・アウフレヒト(Hans Werner Aufrecht)、エンジニアのエアハルト・メルヒャー(Erhard Melcher)、アウフレヒトの故郷であるグロース・アスパッハ(Großaspach) の頭文字を取ってAMGとしたと言われています。
元は独立チューナー企業でしたが、1999年にダイムラー・クライスラー(当時)に吸収され、さらに2014年からは「メルセデスAMG」としてダイムラーのスポーツカーブランドとして展開されています。
また、F1でも通称「メルセデスAMG F1」等と使用されますが、F1を担当するのは別会社の「メルセデスベンツ・グランプリ・リミテッド(Mercedes-Benz Grand Prix Limited)」です。そのチーム名はチーム名称は「メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム(Mercedes-AMG Petronas Formula One Team)」となります。
日本だけでなく他の国でも、特にG63の生産(販売)が遅延している様に感じます。米国でのG550の限定車「Edition 550」のリリースを鑑みても、日本で限定車がアナウンスされるとしてもG550をベースにする可能性があると予想しています。